一より習ひ

「稽古とは一より習い十を知り、
 十よりかえる元のその一」なのだそう。
 和の世界をマイペースで巡る
 植田伊津子の徒然記です。

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足袋と草履

先月、京都の誂え足袋の専門店、植田貞之助商店さんに注文していた足袋が届く。うつくしや。足袋については、前にこんな記事を書いた。




箱には毛筆で名前が記されている。1足ずつが「満る吉足袋」と印刷された紙袋に入っている。1足5500円(税別)で6足セットから。


わたくしは植田さんに出会うまで、ただ漫然と足袋に足を入れてコハゼを留めていたのだが、いっとう最初にこちらで採寸してもらったときに、「どんなふうに履いておられます?」と尋ねられ、正しい足袋の履き方について伝授された(こちら)

足袋は、靴下のように収縮性にすぐれたものではない。ということは、足を「足袋の形におさめるように」して履くのがポイントなのだと教わった。
その通りに履くと、甲や指にシワができず、かかとが定位置に安定し、底面に向かってきれいに布がまわった惚れ惚れとした足袋姿になる。プロの教えはさすがなのだ。


足許つながりでもうひとつ。
一昨日、松屋銀座に一緒に出かけたSさんの履物を見て、「おもしろいわねえ! ちょっと写真を撮らせてもらえないかなあ」と雨草履を撮影させてもらった。






これは銀座のぜん屋さんのものだという。透明爪革がマジックテープで着脱できるタイプなのだ。彼女は晴雨兼用草履(雨が底から入らないように加工してあるもの。見た目はふつうの晴れ用草履)にこの爪革カバーを着けていた。

カバーの前ツボのところに穴が空いていて、草履の台の表面にこのカバーがのるかたちになる。草履を履かないとマジックテープが見えてしまうが、草履を履いたら足袋の下にカバーが隠れてしまうので問題ない。

わたくしは、爪革が草履にくっついているタイプの雨草履を使っているけれど、これなら軽い雨の日にに対応できるし、途中で雨があがったら爪革カバーを取り外すことも可能。じつに便利そうな一品です。

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COMMENTS

Posted by 脳内着物一色  at 2010/05/22 6:34 PM
植田様、はじめまして。。。ここ4−5年、脳内着物一色の者です。実はBASICルールをいつも興味深く読ませて頂きながら、齋藤さんやに志田さんで何度かお目にかかっていたのに、あの方が植田様とは全く気づきませんでした。最近になってお顔とお名前がハタとようやく結びつきました。草履カバーのご紹介ありがとうございます。私のものは草履全体を包み込むタイプのものなのですが、つい先日も観劇中ずっと足がムレてカバーが曇るほど。足元が暑いと体温が上がるようで本当に不快でした。これはスバラシイ!と早速ぜん屋さんに注文してしまいました。それから単衣の背縫いの記事も大変興味深く読ませていただきました。私は背伏せがどうも嫌いで、先日誂えた単衣の付下げは記事を参考に袋縫いで居敷当のみをつけてみました。できあがってきましたら着心地をまたお知らせしますね。6月の齋藤さんの薄物展示会はいらっしゃいますか?私は伺う予定ですが、お見かけしましたらお声を掛けさせて頂きます。
Posted by 植田伊津子  at 2010/05/24 3:44 PM
脳内着物一色さま

それにしても、強烈パンチでシビレがきそうなハンドルネームですね(^_^)。脳内着物一色さん、こんにちは。ご愛読ありがとうございます。

今回ご紹介をしたぜん屋さんの草履カバー、本当に使い勝手がよさそうで、わたくし自身もかなり惹かれました。またぜひ使用された感想をお聞かせくださいませ。よろしくお願い申し上げます。

齋藤さんの6月の清月堂の展示会は、わたくしがうかがえるとしたら4日(金)ですが、まだ予定が見えません。もし会場におりましたら、気楽にお声をかけてくださいますように。

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